独自指数「M指数」の仕様説明

独自指数「M指数」の仕様説明
記事公開日:2018/04/19
最終更新日:2019/04/12

M指数とは

前回記事は指数の基本的な考えや歴史的背景を説明しました。
M指数とは、私がオリジナルで作成した指数の呼び名です。
Mはmugenのmなので、特にそれ以上の意味はないですw
今回の記事ではM指数の仕様について説明させていただきます。


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用語説明

具体的に指数の仕様を説明するのに先立ち、用語の定義をしておきます。
皆さんに提供しているのは「M指数」の値になりますので、これが最終的な指数の値なんだな~とそれだけ認識していただければ問題ありません。

M指数 最終的に算出された当該レースの馬個別の指数のこと
レース指数 レースごとの価値を数値化したもの
馬指数 レース指数に馬ごとのパフォーマンス情報を付加して数値化したもの
前走 前走情報
今回 当日のレース情報
補正ポイント。プラス補正またはマイナス補正

実際の出馬表の一部

「∞」がM指数、右側の「指数」が馬指数を指しています。

M指数計算式

ざっくりとした計算式は以下のとおり。実際には係数を付けたりして細かい数値の調整をしています。

M指数 = (前走)馬指数+(前走)着順P+(前走)メンバーレベルP+(前走)頭数P+(近3走)パフォーマンスP+(今回)芝ダートP+(今回)距離P+(今回)騎手P

各項目の説明

レース指数

基本的な考え方としてはスピード指数と似ていると思っていただいて問題ない。
条件ごとに設定したレースの基礎ポイントに、基準タイムと走破タイムとの差分、馬場状態、独自に調整したペース補正を加減算して求める。

馬指数

レース指数にタイム差、パフォーマンス、騎手補正を加減算して求める。
パフォーマンスに関してはノウハウなので非公開。

M指数

計算式は上述のとおり。15年~17年の3年間の全レース(障害戦を除く)を対象に複数パターンでシミュレーションし、一番成績が良かったパターンで計算を行っている。
指数の基礎となり、数値のほとんどの割合を占めるのは「前走の馬指数」である。これは過去に、近何走かの指数を平均化したり、中央値を求めて試してみたりと検証してみた結果として、前走の指数が価値が高いと判断してものである。
ただし、「前走」だけでは正しい馬の能力を把握しきれないため、補正情報として「近3走のパフォーマンス」を付加している。当指数ではこの情報を最も重要視しており、他者との差別化を図っている部分である。この情報を付け加えることにより、例えば、前走極端に成績が悪かった場合でも、能力のある馬を拾えるような仕組みになっている。
その他のポイントについては、経験上レース結果に影響を及ぼす要因で普遍的な情報をピックアップしたものであり、それぞれについて独自の補正を施している。例えば、前走がダートで今回が芝替わりの場合に補正をかける、今回が距離延長の場合に距離の差分に応じて補正をかけるなどがある。

検証結果データ

過去3年の対象全レースにおける指数順位ごとの検証結果

回収率は残念ながら100%を超えていませんが、その件についてはこの記事で長ったらしく説明しています。


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課題

未考慮事項

M指数を算出するうえで考慮していない事項は次のとおり。

レース間隔

過去の記事にも書いてはいるが、当該馬のレース間隔によって成績に若干差が出ることは認識しているが、指数には反映していない。

調教

重賞予想では調教をかなり重要視しているが、指数には反映させていない。理由としては、調教評価が主観に基づくものであり安定性がないため。

馬体重、オッズ、当日の馬場状態等の変動要因

普遍的な情報のみしか考慮しておらず、前日時点で取得可能な状態しか考慮しない方針のため。

地方のレース、過去に出走がない馬

地方のレースは中央と基準が全く違うし、明確な指標がなく費用対効果が薄いことからないものとみなしている。また、過去に中央で出走歴がない場合、指数値を強制的に-999としている。

M指数の特徴

・基本的に芝よりダートのほうが信ぴょう性が高いという特性
これは恐らく自分の指数固有の事象というより、指数そのものが抱える問題点であるって認識。芝はダートに比べ着差がつきにくく、スローぺースが多いことが原因と考えている。
・長距離は指数の正確さが乏しい
極端なスローペースが出現しやすいため、パフォーマンスPで補正を加えても補正しきれない、または極端な上振れが発生する場合がある。
・キャリアの浅い馬の指数が相対的に低くなる場合がある
近3走のパフォーマンスによりプラス補正が掛かる馬は恩恵を受けるが、反面、キャリアが1,2戦など浅い馬についてはデータが存在しないためプラス補正がかからない。
・オープンレースに不得意傾向
様々なステップが混在しやすいOPはやや苦手。前走着順で差をつけたりレースの基礎ポイントを統一したりでフラットになるように工夫はしているが、それでもブレが発生しやすい。


ご利用される方は、上記を踏まえたうえでお願いします。

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