指数は使えるのか?私が指数に着目する理由と歴史的背景

指数は使えるのか?私が指数に着目する理由と歴史的背景
記事公開日:2018/04/19
最終更新日:2018/09/03

指数に着目する理由


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競馬は基本的に毎週2日、最大72レース行われます。
1年間では3000レース超となりますが、「全てのレースが同じ条件」というのはあり得ません。
コースも違えば、距離も違う、馬場状態も違うしペースも厳密には誰にもわからない。
出走馬も違えば前走の条件も同じではない。それが18頭もいるともうわけがわからない。

競馬には不確定要素が非常に多いです。
多種多様なレースをそれぞれ別々の「定性的」観点で攻略するのは難しい。
どうしても主観が入ってしまうし、安定して結果を出し続けることは並大抵の努力では達成できない。
定性的予想には明確な基準がありません。
その場その場で臨機応変に立ち回って結果を出せるような優秀な人ならばそれでもいいと思いますが、
残念ながら自分も含めて多くの人が凡人である。

その「事実」をしっかりと認識したうえで競馬に勝とうとするのであれば、
どんな条件のレースでも左右されることのない「核となる指標」が必要になってくることがわかる。

そこで登場するのが指数。
競走馬の能力を数値化すれば(それが正解かどうかは別として)定量的な評価を行うことができる。
紐の選び方で悩む必要もなくなるし、馬券の買い方も固定化することができるし、検証も容易になる。

私はこのような理由から指数に着目しています。
ただし、下記で詳しく説明しますが、指数には問題点があります。

そもそも指数って何?

指数とは「競走馬の絶対能力を数字で表すことを目的として開発された指数」です。
一般的な言い方では「スピード指数」とも呼ばれますね。

スピード指数の概要<wikipedia>

スピード指数の基本的な発想は「全ての馬が同じ馬場状態の同じコースを同じ負担重量で走ったと仮定して、そのタイム(=スピード指数)を比較する」というもの(考え方としてはボクシングにおけるパウンド・フォー・パウンドなどに近い)。具体的には各競走馬のレースにおける走破タイム(厳密には各競馬場における平均的なレベルのタイムを示す「基準タイム」と走破タイムの差)を元に、レース距離や負担重量の高低、コース形態・馬場状態などによる数値の調整を行い指数を算出する、という形態を取るものが一般的だ。

色々な指数が世の中に出回っており、細かいところで違いはたくさんありますが、基本的には上記の考え方を踏襲したものが大半です(私も同様)。

指数の問題点

スピード指数の問題点<wikipedia>

ベイヤーの提唱したオリジナルのスピード指数は、原則として各レースにおける走破タイムを元に算出するため、
レースがスローペースとなった場合にはそれに伴いスピード指数も低く算出され、本来の競走馬の能力よりも低い値となってしまう
急激に成長する過程の途中の馬の場合にも、指数が本来の能力より低く算出される
逆に怪我・加齢等で競走能力が減退した馬の場合、指数が本来の能力より高く算出される
新馬のように、過去にレースを走ったことがない馬に対しては指数を計算できない

など、いくつか問題点も存在する。そのため現在は、主に競馬評論家や予想家を中心に、それらの問題点を克服すべくそれぞれ独自の改良を加えられた数多くの指数が存在している。また日刊コンピ指数(日刊スポーツ)などのように、血統などの要素を指数の算出に取り込むことで、新馬などへの対応を目指すものもある。

ここで書かれていることは大筋その通りで、超端的にいうと「競走馬を数値化すること自体がナンセンス」という見方もできます。
指数派の自分がいうのもなんですが、その見方はあながち間違いじゃなくて、最初に書いたとおり競馬は不確定要素が多すぎるゲームなので、なかなか指数がフィットしない場面がよくあります。

それでもなお指数に拘るのは、やはり定量的な指標になるというのが魅力的であるからに他なりません。

指数の取り扱い

「指数だけでは勝てない」これが嘘偽りない真実です。
これは指数に本気で向き合ってきたからこそ言えます。

実際、多くの方が認識されていない事実として、指数の生みの親のアンドリューベイヤー氏も書籍で以下のように書かれています。

こうして指数をつくれるようになると、自分が全能の科学者であると思いこむようになる。普通ならまごついてしまうようなことでも、いとも簡単にわかってしまうからだ。

四歳馬(注:現三歳馬)が古馬に勝てるのか。3000ドル級のクレーミングレースで際立った勝ち方をした馬が5000ドル級に昇級しても勝てるのか。こんな問いにも、調教師よりずっと正確に答えられるだろう。指数が一番だというだけで、機械的にその馬に賭けても、大勝利を収めるかもしれない。だが一つ、大切なことをわかっていないと落とし穴にはまってしまう。

スピードハンディキャッピング(注:スピード指数を使った予想)に目覚めた人がほとんどそうであるように、僕もその落とし穴にはまってしまった。自分のはじき出した指数にうっとりしてしまい、根本的にふまえておくべきことを無視してしまったのだ。指数を“福音”として考え、今までどのようなレースをしたかを知るためではなく、今回どんなレースをするかを指数に決めさせてしまったのだった。道具として使わないで、決定権を与えたのだ。指数は魔法でも、絶対確実なものでもない。どのレースでも、前走高い指数だったという理由だけで馬に賭けるなら、トータルでは賭け金の三十%ぐらいしか戻ってこないし、結局、細々と稼ぐことになるだろう。

※指数に興味ある方は本を読んでみることをおすすめします。
勝ち馬を探せ!!―馬の絶対能力を数値化した、スピードインデックスによる競馬必勝法。

要するに、指数だけじゃ勝てないよということを1970年代に既に結論付けていたんですね。
そして、数々の検証を行ってきた私も、皮肉なことにこの結論に至ったというわけです。

ですが、「指数が全くだめ」とは氏も言っていないし自分もそうは思わない。
使い方が重要なのです。

例えば、指数1位を買い続けても結果は出ないのであれば、
別のファクターを用いて、「指数1位かつ○○に該当する馬」というように絞り込みをしてあげればよい。
この方法で単勝回収率が100%を超えるような理論は存在します。
指数の使い方の1つは、指数プラスαの「何か」を付与してあげて価値を与えること。

2つ目は、「軸馬」が決まっている状態で相手をどうするか決めるときに指数を使うことです。

長くなってしまったのでここで一旦区切って、次の記事で独自指数の仕様を説明します。
記事はこちら

★指数に関する書籍★




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